カッサンドル |柴田 和雄 /アンリ・ムーロン
カッサンドル
柴田 和雄 /アンリ・ムーロン
オールファッションアート研究所 刊
発売日 1991-08
価格:¥18,349(税込)
オススメ度:★★★★★
グラフィック・アートの先駆者、カッサンドルの総合的図版&解説集 2005-05-24
カバー抜粋「ポスター グラフィック・アート 舞台装飾
図版390点 うち、カラー図版90点 A・M・カッサンドルは1901年、
ウクライナ地方のハリコフに生まれる。ポスター作家、舞台装飾家、
リトグラフ作家、画家、そして印刷用活字書体の考案者として。
まぎれもなく今世紀最高のグラフィック・アーティストの1人に
数えられている。画家バルチェスとデ・キリコを友人に持っていた。
彼はフュチュリスム、キュビスム、シュルレアリスムナドを総合して
衝撃的なポスターのスタイルを確立した。世界中に知られている
ポスター《デュボン・デュボネ》は時代にマッチして、ひとつの時代の
シンボルとなった。これはテーブルの前に座った1人の男がアペリチフを
飲みほしてゆく様子を、動画の手法を用いて3枚続きの画面に
表現している。また《ニコラ》《北方特急》《北極星号》も一時代を
画した傑作として知られる。1929年以降、カッサンドルは
活字書体としてビフュール体、アシエ体、ペニョー体などを考案し、
中でもペニョー体の成功は現代のタイポグラフィーに多大な貢献を
している。こうしたグラフィック・デザイナーとしての活動とともに、彼は
モーリス・モアランと広告代理店アリアンス・グラフィック社を経営し、
ここからフランスの優れたポスター作家が輩出した。カッサンドルの
余り知られてはいないが重要な活動領域に舞台装飾・衣装がある。
彼はポスター作家としてよりも長い期間、この分野の仕事に
従事している。1933年、ルイ・ジューヴェの依頼による、ジロドゥーの
「アンフィトリオン38」の舞台衣装が最初で、1941年から59年までに
14の舞台衣装と衣装をデザインした。モーツァルトを心から愛していた
カッサンドルは、1949年にエクス=アン=プロヴァンスの国際音楽祭で
野外ステージの設計者に起用され、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」
の舞台衣装と衣装を担当している。これは以降25年間も使われた。
本書はカッサンドルに関する文献としては最初の本格的研究であり、
テキストは息子のアンリ・ムーロンが執筆しているうえ、ポスター、
舞台衣装、活字書体の全分野にわたる図版を収録している。
本書は、とりわけ装飾美術の歴史に関心を持つすべての人々に
不可欠のものであろう。」
?ポスターの新しき美学
?総合から対象へ
?幻滅
?都市の壁面から舞台の上の儀式へ
?原註
?カラー図版リスト
?カラー図版
?伝記的解説
?参考文献
?舞台装飾リスト
?掲載作品リスト
?写真クレジット
?カッサンドルの図像学 海野弘
?カッサンドルの近代グラフィズム 柏木博
?アール・デコとA・M・カッサンドル 松本瑠樹
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